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9月26日の日記を見る

2001年9月22日

(というか昨日の続き)
その後、僕は失意のうちにハートランドへと向かった。
急転直下の出来事に、何をしていいか分からず、とりあえず行ってみた。
中には、数名のお客さんとスタッフのよしピコさん、
理想雀士(2津)さんがいた。
二人には今日北見に行くことは話してあった。
ずぶ濡れの僕を見て少し驚いている。
事の経緯を説明、笑い(失笑)が起こる。
行きの電車の中で読むつもりだった天牌10巻を渡す。
今4Fに置いてあるソレは僕が買いました〜。
取りあえず麻雀。
これもつつがなくしゅ〜りょ〜(笑)。
閉店時間。おとなしく家に帰る。
そこで重大なミスに気付く。
な、なんと、彼女に連絡していない!
気が動転してこんな大事な事を忘れていた。
しかしさすがに寝ている時間である。
この時間に叩き起こすのは自殺行為。
メールにして後は気付いてくれる事を祈るだけである。
翌朝(9/22)am7:24。
札幌発の特急オホーツク1号に乗車。
さすがにこれには乗り遅れません。
pm11:50、北見に到着。
彼女の待つ車に乗る。

♂ 「悪いな、なんか無理矢理押しかけて、しかも遅れて」
♀ 「ホントさ。まったく」

やはり不機嫌。しかもかなり。

♂ 「取りあえずご飯食べに行こうよ、腹減ったよ」
♀ 「その前にさ、一つ聞きたいんだけど」
♂ 「なに?」
♀ 「なんでわざわざ来たの?」
♂ 「へ?」
♀ 「へ?じゃなくて、なしてさ?」

僕はうすうす感づかれていると思っていた。
だって誕生日ですよ。
自分の誕生日が近くなって彼氏が来るって言ってるのに・・・・・
むぅ、この娘。
わざとこうして聞いてるのか?
それともよっぽど天然なのか?

♂ 「・・・・・誕生日おめでとう」
♀ 「は?え?」
♂ 「昨日、誕生日でしょ?分かってたけど敢えて言わずに
   今日来たんだけど。」
♀ 「あ・・・・・そうだった。忙しいのと疲れてるので忘れてた!」
♂ 「本当に?」
♀ 「や、本当にさ。や〜びっくりした!」
♂ 「んで、これ!」

プレゼントを渡す。

♀ 「え?なに?あ・・・・・」
♂ 「ほんとはも少し後で渡そうと思ったけれど、
   なんか機嫌悪かったし、今のうちかな?ってさ」
♀ 「・・・・・」

泣いてしまった。むぅ。嬉しいのだけれども、どうしていいやら。

♂ 「ま、まぁとりあえずじぃちゃんの家に行こうよ。」
♀ 「うん・・・・・ありがとう。ごめんね」
♂ 「なにが『ごめん』なの?」
♀ 「本当に忘れてて、そして来てくれたのに、
   私すごい不機嫌で、嫌な思いさせて。」
♂ 「んなこたぁないさね。むしろ押しかけてほんとゴメンな。」
♀ 「それはいいの。仕事手伝ってもらうし!」
♂ 「は?マジ?」
♀ 「うん、お芝居で使うお人形、作って貰うから。」
♂ 「・・・・・むぅ、いや、はい・・・・・。」

紆余曲折を経てどうにかこうにか
今回の計画は一応成功ということで・・・・・

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