| ♀ 「今年ってさぁ、色々忙しいんでしょ?」 |
| ♂ 「まあねぇ、教員採用試験やら教育実習やらでなにかとね。」 |
♀ 「あのさ、私考えたんだけどさ、
今年はあんまり会わない方が良くない?」 |
| ♂ 「へ?」 |
♀ 「だって。
私と遊んでる時間があったら
勉強して欲しいって思うのが普通じゃない?」 |
♂ 「確かに。でもさ、会ったから失敗したなんて
言い訳する気もないし、そんなのだったらどっちにしろ
受かる実力なんかないんじゃないの?」 |
♀ 「違うの!そういうことを言いたいんじゃなくて、
もし失敗したら私が責任感じるし、
そっちの両親に悪い女だって思われたくないの。」 |
| ♂ 「それは考え過ぎ。そんなわけないっしょ!」 |
| ♀ 「でも・・・・・少しは私の気持ち、考えてね。」 |
| ♂ 「うん・・・・・。」 |
| ♀ 「それでね、一つ提案があるの。」 |
| ♂ 「何?」 |
| ♀ 「来週とかってヒマ?」 |
| ♂ 「へ?あ、まぁね。」 |
| ♀ 「こっちに来て。今のうちに会いたい。」 |
| ♂ 「それは全然かまわないけど!」 |
| ♀ 「それまでに料理練習しとくね!」 |
| ♂ 「はいよ〜。」 |