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2002年6月25日

これから先の事を考えると不安になる。
不安のままで、試験に臨んだところで、結果は望めそうも無い。
半年後には、僕の周りの環境はガラッと変わってしまう。
ひょっとしたら望んでいない事態になりうるかもしれない。
それでも彼女はついてきてくれるのか?
ここは、彼女に甘える事にした。
甘えるといっても、僕の「甘え」の捉え方はすこし違う。
ただ、猫みたいにすりよったりじゃなく、
自分の感情「喜怒哀楽」をそのまま表に出す事だと僕は考えている。
いつもは彼女が感情を素直に出し、それを僕が受け止める。
それが二人の付き合い方であった。
でも今日は、素直に自分の気持ちを彼女にぶつけてみようと思う。
彼女に電話する。
他愛の無い会話、ひとしきり彼女の話を聞いたあと・・・・・

♂ 「ねぇ。いきなりだけどさ。本当に俺と結婚する?」
♀ 「え?・・・・・なんで?」
♂ 「今度の試験、正直自信は無いし、
   就職先も決まっていない。
   こんな状態の男が『一緒になろう』っていっても、
   正直信用できないんじゃないか?」
♀ 「・・・・・。」
♂ 「俺は、ずっとつきあっていって、そしていつかは結婚っていう事も
  当然考えていたけど、現実を見ると、とてもそんな状況じゃないし、
  いつまで待たせるかわからない。
  それでも、俺と一緒にいたい・・・・・って思う?」
♀ 「・・・・・もちろん。」
♂ 「・・・・・。」
♀ 「もちろん、一緒にいるつもりだよ。
   試験がダメだったら、何度でも受けたらいいじゃない?
   私、仕事続けるからさ。
   いつもは甘えて『仕事辞めたい』とか、
   『もう待てない』って言ってるけれど・・・・・
   別れるくらいなら、いくらでも待つし、仕事も続ける。
   負担にならないようにするから・・・・・だから・・・・・。」
♂  「ゴメン・・・・・別れるつもりとかそういうんじゃないんだ。
   俺みたいなヤツにつき合わせていいのか?って
   思ったから・・・・・。」
♀ 「自分勝手に結論出さないで!
   私は○△◇凸(名前)がいなきゃダメなの!!!」
♂ 「・・・・・。」
♀ 「・・・・・北見に来る時のこと、覚えてる?
   私は同じような事いったんだよ。
   『無理しなくてもいいんだよ』って。
   でもその時、『そんなこと言うな』って怒ってくれたの・・・・・
   あれ、凄く嬉しかった。
   今でも忘れられないもん。
   今日は立場がまったく逆だけど・・・・。
   私の気持ちは一つだよ・・・・・。
   そんな事言わないで・・・・・。」
♂ 「ん・・・・・ゴメン。分かった。うん。
   もう言わない・・・・・でも後悔するなよ〜!」
♀ 「当たり前でしょ!
   後悔する前にビンタ張って軌道修正するもん!!」
♂ 「うっ・・・・・ビンタは勘弁・・・・・。」
♀ 「じゃあ、納得できるように、頑張ってください。」
♂ 「・・・・・ハイ(涙)。」

結局僕が謝るっていうお約束の形で電話終了(悲)。
でもそれが僕達らしくて良いのかも。
泣いても笑っても一週間後、さぁ採用試験が待っている!
彼女にビンタ張られないよう、気合い入れて頑張るッス!

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