プロローグ

この北海道の車窓からの企画も既に3回を終了。
読んでいるたくさんの人たちにも、
そろそろ過酷な物語だという事が認知されてきたようです(苦笑)。
最初はシャレで始めたのかな?とか、
S・V氏の思いつきなんだろうなぐらいの軽いノリだったのは紛れもない事実で、
正直ここまでハードなスケジュールをこなしていくなんて思いもしなかった。

僕が最初に『かなり真剣な企画なんだ・・・・・』と認識を改めたのは、
2回目の旅打ちの時(帯広編)。
この回を読んだ方はおわかりのはずだが、唯一僕が同行していない。
ハートランド随一の自然を愛する男(本人談)HP長官ことMスタッフが行った回だ。
主人公である(はず?)僕も知らないうちにその回の旅打ちは行われていた
(UPされて初めて知った!)。
完全に虚をつかれた(笑)・・・・・というより、
6月は当初S・V氏が2日続けて体を空けられる日がないほど多忙なため、
旅打ちには行かないと事前の打ち合わせの段階では決まっていた。
しかもその日(6月19日)は巨人戦北海道シリーズだった。
S・V氏は大のG党、しかもこの日の札幌ドームのチケット
(10000円のシート!!)
を持っているのを知っていたので、
野球観戦にドームに行ったとは思っても、
まさかこの日に隠密で旅打ちで帯広に行っているなんて・・・・・。
思わないでしょ、普通は?
後日、その件をS・V氏に直撃インタビューしたところ、
『1回目の反響がとてもよかったから、
期待されてるって思うと続けて行きたくなるじゃない?
今月、無理にでも空けられるのはその日しかなかったんだよね。
だから知人にチケットをあげたんだよね〜。
でも、行かないつもりでシフトを作ってたからさぁ、
なみたくはその日仕事だし・・・・・。
で、その2日とも休みのスタッフで最もガッツがあるのはHP長官かなって。(要約)』
S・V氏のG党ぶりを考えると、僕に置き換えれば、
プロレスのチケットを買ってあるのに行かないっていう感じか?
無理無理、絶対無理ですって。
巨人戦より旅打ちを選択した事実は重い。
だから僕も『あ〜そこまでストイックな企画なら、
車内でどんなに眠くても絶対寝ちゃだめだよな』
って思い始めたんですよ。
もちろん、怖くて寝れないのもありますが(笑)。
道の駅を完全制覇できるかはわかりませんが
(残りの場所を考えるとかなり厳しい・・・・・)、
行けるところまで行きましょう、命ある限り・・・・・。


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