HeartLand版 「真説!何を切る?」


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古川 凱章プロ の解答 八萬

どのような状況に置かれているかによって、
めざすべきものが違ってきます。
たとえばここでトップを取らなければ優勝できない
といったような競技会の最終戦、
これはもうそれなりの打ち方をするしかないでしょう。
しかし出題に示されている状況はそのようなものではなく、
いわゆるオープン戦のひとコマと考えて
差し支えないものと解釈しました。
ならば、こうでなければならないといった打ち方はないと思います。
この一局の結果を本人がどう納得するかだけの問題だと思います。
私の場合は、ノータイムで八萬を切り、即リーチと行きます。
アガリさえすればラスがなく、もう1翻のプレミアがつけば
逆転トップまでもあるからです。
牌形からして、一気通貫が狙えそうな感じがありますが、
たとえそのような待ちになったとしても、
結果がそのように出るという保証はどこにもありません。
もし、どうしてもそのように打ちたければ、
四萬なり九萬なりをひき入れた時点でヤミテンにし、
高目でアガるまで待つしかないでしょう。
それまでの間、相手が気絶しているはずもなく、
私にはとても実戦的な行き方とは思えません。
リーチに行ける手牌は、むしろ一気通貫などではなく、
ドラがトイツになってのピンフでしょう。
しかし、そのように打つには2筒を切り出して行くしかなく、
注文のつけ方に無理があるように思えます。
6索9索待ちをキラって行ったとしても、
これよりも確実に1翻高い待ちというのはないわけです。
ならば、最初にやってきたチャンスを見送る手はないでしょう。
たとえ結果がどう出ようと、この一戦はこれでよしと納得し、
次戦を考えるべきではないでしょうか。
不調時は、オーラスにテンパイが簡単にはいったり、
最初のテンパイが不毛の待ちであったりすることがありますが、
出題局の場合はわずか4,000点のマイナスで、
満貫をアガれば逆転トップといった情況。
いまはラスめでも、十分戦える体勢にあるのではないでしょうか。


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