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土田 浩翔プロ の解答 

かなり気に入らないのツモ感触。
何が気に入らないかと言えば、
こののツモでシュンツ手になるときには
まったく出現しない西ヨーロッパ型
(数牌の2468というカンチャンターツの複合型を指す)が
ピンズとソーズに現れていてこれはかなり危険なサイン。
ま、こういうサインを逆利用できる打ち手が
一流だとか強者だとかプロだとか呼ばれることになるわけだが・・・・・。
ま、気がつかない方々にはなんのことやらサッパ〜リわからんので、
『あ〜、またオカルト話が始まったぜ』とか言って
本質を見ようとはしないんでしょうが・・・・・。
まぁ簡単にわかることばかりを研究した気になって、
デジタル派などと気取ってしまう方々もいらっしゃるようですが、
結局のところ目に見えない事象を考察するには
時間がもったいないと思ってらっしゃるか、
或いは考察するのが面倒なのか・・・・・。
いずれにしましてもオカルト話として
お茶を濁してしまえば事足りるという安易さが
気になるところではあります。
所詮、デジタルだのオカルトだのという
意味の見いだせない論議では到底収まりきれないところ
に麻雀は存在してくれているわけでありまして。
だからこそ拙著なぞですら購入される方々もいらっしゃるわけで
(買っていただいた方々には本当に感謝しております。
もう発刊された週などは札幌中の本屋さんを走り回り、
どれくらい売れているのか見に行ったくらいですから)。
今回の何切るにしましても
平面的・立体的・空間的な解法を試みてもうまくいかないはずなのです。
なのでここはトイツマスターと呼ばれはじめた
ワタクシめを信じて宇宙の旅に出てみる勇気をもちましょう。
切りのあとは続けて切り。
その次には、更にはと同数位を河に並べて
シュンツを切り裂いていくわけですよ。
このあたりの手順に関してぜひとも拙書を一読されたし!
とまぁしっかりとCMを入れておいてと・・・・・。
とにかくこの手牌の解法は難解を極めるはずで、
その読みをこのツモでスタートさせられるか否かが勝負の
(というか勝ち組と負け組のと言ったほうが現実的かも)分かれ目なのです。
あえて最終形を提示しておくとすれば



とトイツを6組作れちゃうのは間違いのないところだからあとは待ち牌。
たぶんもしくはあたりになるかな。
ま、この三種のうちどれかになれば、ま、ツモアガってしまうはず。
ハネツモかぁ、悪くないよね(*^_^*)


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