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土田 浩翔プロ の解答 

私のこの手牌をパッと見た時の印象は、
「4」のトイツと「7」のトイツ、そして「5」のトイツと「8」のトイツ、
この2組のスジトイツが目に飛び込んできます。
たぶん普通は678や567の三色を抽出するイメージで、
あとはドラのが引けた時に三色は断念してタンピンドラにスライドすればいいか、
こんな感じでしょうか。
つまり私はをツモる前から
あるいはのターツ部分が重なってくるような予感に包まれているのです。
ですからツモと入ってきてもまったく違和感なく
『ハハァ〜ン、やっぱりチートイツでいいんだぁ』
くらいの感覚でいられるのです。
そこで何を切るのか?という話に移るわけですが、
スジに引っかかっていないかぎり
トイツになった牌のとなりは捨てるという持論に基づけば、
切りの一手ということになります。
場にマンズが安いので、を温存する考え方もあるでしょうが
【捨て牌に頼らず、残り山を読まず】という私の持論があるので、
切りでまったく問題ありません。
ただし、がすぐにトイツになる可能性は低いと思われ、
に関しては456・567・678と三通りのイーペーコーがとれる部分なので、
イーペーコーチートイ法則(これも持論です)により、
ギリギリまで重なるのを待ちたい牌なのであります。
万が一早めに奇跡のなり、なりが重なったら
タンキで自信満々に即リーチを打っていきます。
どうして???と疑問に思う方もいらっしゃるでしょうが、
これが〈土田システム〉なのです。


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