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「何を切る?10月分解答」
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土田 浩翔プロ の解答 アンカン

最近は配牌が自動化された機種が増え、私の悩みも増大しています。
従いまして、ハートランドの何切るも
自動化されたものと想定した回答を用意しました。

何を言いたいのかと言いますと、
局と局の関連性が薄くなっているという前提で、
手牌を処理したほうがいいと言うことであります。
我々、団塊の世代のひと世代下の打ち手たちは、
諸先輩からの厳しい教えをいまだに忠実に守っているところがありまして、
麻雀を【点】ではなく、【線】で打とうとしているのであります。
(前々局にエラーしたから、そろそろその反動がくるな!)とか
(前局にリーチを空振ったから、今局はヤミテンにしよう)とか、
自動化された面々には理解しがたい、
実に前時代的な教育がカラダに染みついているわけなのであります。
ところが、科学の発展とともに、その考え方は過去の遺物として、
いままさに葬り去られようとする時期にさしかかっています。
つい最近、五年に一度、麻雀の本家本元で開催される【共産党全国大会】においても、
【科学的発展観】が党規約に盛り込まれたように、
もはや時代の趨勢は、サイコロボタンを押すタイミングを論じるような
古くさい話では無くなっているのであります。

長い前置きは、文字数をかせぐものではありません。
デジタルとかオカルトとか、つまらぬ論争に明け暮れている麻雀界にも、
胡錦濤主席に従って【科学的発展観】を導入すべきなのではないか?
私は常々、麻雀は、「思想と哲学」ありきから入るべきだと言い続けてきました。
目の前にある手格好を最短でアガらせることに汲々としていては、
木を見て森を視ずということになると。
前置きが長くなってしまいましたが、
これは前置きではなく、今回の問題に対する回答の根拠なのであります。
私の回答は、のアンカン!
タンヤオ・ドラ4に甘んじることなく、さらにドラを増やす策がよいのでは?
これだけ牌が寄ってきている手格好。
アガリ番と考えぬ打ち手がいたとしたら、それこそ前時代的発想。
がトイツゆえ、カンは引きやすく急所ではない。
なので、アンカン後、もう一枚ドラのを引いてきてもツモ切りすること。
ここがポイント。
あとは仕掛けを入れず、ひたすらアガリ番を信じて仕上げること。
から入っても、先の理由において即リーチを敢行すること。
アガリ番なのだから大事に打とうとして、
アンカン後、ヤミハネをテンパイしたら、
そのまま黙っている打ち手がいますが、それはナンセンス。
胡錦濤主席に叱られます。
【科学的発展観】をフルに駆使して、
自動化された麻雀界を制していこう!
byby浩翔


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