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佐藤 崇プロ の解答 


皆様初めまして!
最高位戦日本プロ麻雀協会Aリーグの佐藤崇です。

今回、土田浩翔プロに
『佐藤最高位に何切るを答えて欲しいのだよ。よろしくね♪崇』と
お声掛け頂きました。

先日行われました第35期最高位決定戦「第三位」の僕ごときでよければ、
喜んでお答え致します・・・トホホ&涙


・・・という訳で!

いやはや何とも、悩ましいツモです。
あーーーっいやらしい!!苦笑
とは言え何か切らなきゃいけない訳で・・・

僕の解答はトイツ手をスパッ!と見切る打です(^0^)/



ほら?何かすっきりしたような気がしませんか?
こっから先は、あまり迷うような事もない気がしませんか?

僕は普段、割と七対手の手組を好みます。
よって通常ならば、七対手のイーシャンテンを崩す事は殆どありません。
しかしこの手にドラはなく、三色が無理なく狙える形。
この二つの要素が同時に加われば、話は少し変わってきます。

加えて他家の捨て牌からも、
現状何が山に残っていそうか、判断つきかねますよね?
となると、七対手をアガリ切るには少し時間がかかりそうに思うのです。

そしてこの局は、他家の捨て牌から見る限り誰もホンイツに向かっていない、
いわゆる「三色場」になっているのでは・・・?と思うのです。
「三色場」と言うのは、
何もみんなが三色狙いをしているんじゃ・・・!ではなくて、

四者に割と均等に
ワンピンソウが組み込まれているんじゃないか・・・と言う意味です。

こういった場面では、七対手という手役はなかなか自分優位に働いてくれません。
ならばそこに自然と身を委ねる心境で、七対手とはここでおさらば。

無理なく三色を狙いつつ、ダメでもメンピン一盃口、
ツモなら打でタンピン狙い、
ツモもつまんないから打
状況次第ではメンピンノミでもいいから裏ドラ見せてーみたいな!笑
(ただしこれは自分基準で優秀なマチが残った場合に限ります)
とこのように、僕はシュンツ手思考で攻めたいと思います。

でも何を切るのも頷けそうな、面白い何切る問題ですね!
大変楽しませていただきました♪


マジョリティー予想→打


それでは皆様、またお会いしましょう(^0^)/


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