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土田 浩翔プロ の解答  切り


切り。

これがフラットなときの私のフォームになります。

456の三色を無視するチートイツ決め打ち打法ですが、

チートイツへのGOサインが鮮明にでている今局は、安心してが切れます。

惜しむらくは、前巡に切ってある

このがチートイツの孤立牌群の中では一番重なりそうな牌だったので、残念でなりません。

あ〜、私の、返して〜。

は手中のトイツのスジ牌であるため重なり易いのですが、

がトイツなので、にも同じシステムが適用できます。

ですから、このは、の次に切ってはならない牌なんです。


《チートイツは、リャンメンターツを外すところから始めよ!》と言われてます。

『えっ?!』そんな話聞いたことない??

それはそれは可哀想な麻雀ライフを送ってこられたんですね。

こんなに優れたシステムを知らず教わらずにきたなんて・・・。

まあ、今日からでも遅くはありませんから、チートイツを決め打ちするときは、

まずはリャンメンターツ、次にカンチャンターツに目を落とし、

そのあたりから外していけばうまくいくんですよ!

ただし、ペンチャンターツや、すでに手中にあるトイツの近いスジ牌だけは放さないように!

従いまして、とあるカンチャンターツから外すんですが、

どちらかが場に1枚でも見えていれば、確率を重んじ、見えているほうから外します。


ただし、今局のように、どちらも生牌の場合は、〔自分の切り順〕に従いましょう。

〔自分の切り順〕??

またまた知らない話がでてきましたか?

これは、同じ性質を持った牌同士で、

場の状況からも、ドラからも、手役からも判断がつかない場合、

やみくもに切らずに済むよう、〔自分の切り順〕を決めておくんです。









これらは、打牌の順番を比較できない場合があるので、

〔自分の切り順〕を決めておく必要があるんです。

ちなみに私の〔切り順〕は・・・









そのまんま・・・東です

(あっ、若い者に怒鳴られる、呆れられちゃう、くっだらないオヤジなんとか)

三元牌の切り順は、素直に、

マンズ・ピンズ・ソーズの切り順も、素直に、マンズ⇒ピンズ⇒ソーズ

数の上と下の切り順は、下を切り⇒上を切る

フラットなときの切り順は、こんなふうに決めています。

で、ここからが私の味付けなのですが、

フラットじゃない状況、つまり調子が落ちてきたら、この切り順を変化させるんです。

いわゆる《手順の変化》を私意的にしていくんです。

ただし、今局はフラットな状況ですから、は同じ性質を持った牌同士なので、

位の下のから外すんです。

もし今局がフラットな状況下ではなかったら、下ではなく上の位のから外します。



なんだかよくわからんゾ!と思われる方も多いかもしれませんが、

ま、昭和オヤジの笑話ですから、許してやってくださいな。


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