| 土田 浩翔プロ の解答   | 
    
手牌オールタンヤオ全14枚中12枚が偶数牌、奇数牌はたった2枚ゆえ、 いわゆる《西ヨーロッパ型》になりやすく、 《ニシロー型》《ヨーロッパ型》も含め、 ピンフ手は望み薄です。 そこで、5巡目と早い段階から七対子を決め打ちしていきます。 せっかくカン やはりここは決め打ちでいきます。 すでに南場に入っているにもかかわらず、 マイナス状況の3番手という位置において、 すんなりピンフに近づくヨコヨコのツモがやってくるとは到底思えないんです。 そこで、七対子リャンシャンテン手牌を利用した決め打ちで、 まずはドラ表示牌の 次は、1枚切れの こんなテンパイを想定し、 待ち牌の候補には、 タンヤオ七対子にこだわらず、 リーチをかけて裏ドラに期待する手法をとり、 出アガリもOKとし、 スジ対子にあたる老頭牌や1枚切れの字牌を射程に入れます。 ドラ ドラドラ七対子をアガリきる時間帯ではありませんから、 客観的に手牌をまとめていきます。 このスジ対子待ちリーチは、尖張牌待ちゆえに、 今局の西家に見合ったリーチになるので、 与えられた手牌を最大限に活かす最終形と言えるでしょう。  |