「CONTENTS」に戻る
「CONTENTS」
に戻る
「遠距離恋愛のすすめ」に戻る
「遠距離恋愛のすすめ」
に戻る
5月16日の日記を見る

2001年5月15日

第19期帝王戦2日目。
昨日とほぼ同時刻に夢道場を訪れた。
会場には既にのんすけ選手が待機していた。
静かな気迫がそばにいる者にまで伝わってくる。
続いて山田・笹本選手が到着、場が緊張感に包まれた。
ところが土田選手がなかなか現れない。
微かな動揺。
開始1分前にあわてて到着。
やはり僕の想像していた土田選手らしくない。
第6回戦がスタート。
のんすけ選手が快調に点数を積み重ねていく。
笹本選手も気持ちの切り替えがうまくいったようで好調。
一方土田・山田両選手の手が重い。
結局のんすけ選手がトップ。
土田選手が3着で二人の差が一気に縮まった。
第7回戦、ここで今まで静かだった土田選手が本領を発揮する。
僕の実力では、対局内容をうまく伝えることができない、
詳しくは観戦記をぜひ読んでいただきたい。
状況をいえば、第7・8回戦と土田選手が連勝し、圧勝ムードが漂い始めた。
しかし他の3人に諦めの表情は無い。
何かが起こるはずだ。
第9回戦、東2局。
山田選手の親番で笹本選手が倍満を引きあがる。
すると今度は山田選手がのんすけ選手から8000点を直撃。
これで決まった。そんな空気が渦巻いた。
僕は途中経過をスーパーバイザー氏に報告。
しばし雑談をした後に卓へと戻る。
南3局、土田選手の親番。
のんすけ選手が親から5200点を直撃。
これにより、のんすけ選手が2着、土田選手が4着となった。
最終戦、土田選手とのんすけ選手のポイント差は30前後
(記憶があいまいですいません)
トップラスで十分に逆転可能である。
東2局山田選手の親、土田選手が親に9600点の放銃。
暫定的に土田がラスに。
そして南3局のんすけ選手が連荘!トップに踊り出る。
オーラス、終盤にツモれば帝王確定の土田選手のリーチ、
のんすけ選手も聴牌をいれ、一歩も引かない。
最後までめくりあい・・・・・流局。
と同時にのんすけ選手が初優勝、帝王の座についた!!
終了後のコメントでのんすけ選手は
「努力すれば自分のレベルまでは辿りつける。」と言った。
おそらく並大抵の努力ではないであろう。
その努力によって帝王の座を獲得したのんすけ選手に心から拍手を贈りたい。
そして僕たち若手に「努力」という道を作ってくれたことに感謝したい。
本当におめでとうございます!
そしていつかのんすけさんに追いつきたい!
できれば追い越したい!
(言いすぎ)


5月16日の日記を見る