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| 2001年6月5日 いよいよ帝王戦予選の日。 前日はpm11:00に就寝。朝8時に起床。 スーツに着替えハートランドへ。 半荘5回中、1着3回・3着2回。 調子は悪くなさそうである。 pm2:00に終了。 T.K.と共にファーストフードで昼食。 軽いもので済ませ、用意していた小説を片手に大通公園へ。 活字を頭に入れて少しでも回転を早くしようとした行動である。 pm5:00、夢道場入り。 一番乗りだった。待つこと1時間。 程よい集中力の中で面接が開始される。 スーパーバイザー氏との対峙。 彼の静かで威厳のある声に圧倒されそうになる。 目を合わせることが怖かった。 自分の弱い部分を見透かされているかのよう。 しかし目は逸らさなかった。 すでに予選は始まっている。 ここで日和っていては対局云々の話ではない。 無事終了。 程なくして土田浩翔氏から小論文が返却。 点数は・・・・・話にならない。 同時に配られた土田浩翔氏の「苦言」に目を通すと、自分がいかに麻雀を軽く考えていたか。 自分に対する甘えが点数になった事が思い知らされる。 そして対局開始。 第1回戦。 緊張していた自分に最初から勝ち目は無く、トップに6万点弱の点数を叩かれ大沈みの3着。 動揺から立ち直れないまま、第2回戦ではノーホーラで4着。 この時点でトータルポイントは最下位。 足切りがほぼ確定的である。 しかしこうなったのも全て自分の責任。 反省よりも麻雀を精一杯しようと決意(開き直り?)する。 それが良かったのか? 第3回戦、望外の1着、続く第4回戦も1着。 トータル10位まで浮上し、足切りをなんとか免れた。 第5回戦、予選通過には6万点を越える点数が必要である自分に、 東2局、親番をあっさり蹴られ、その時点で終了。 自分にできることは接戦である上位の邪魔をしないことである。 結果・・・・・あえて言うまい。 言ったら正体バレるし・・・・・。 終了後の土田浩翔氏の総括で、 「参加できるからという理由で参加している人もいる。」の言葉に衝撃を受ける。 正に自分に対して向けられた言葉である。 情けなさで胸が一杯になった。 半分泣きそうになった。悔しい。 何もせずに予選を向えてしまった自分が。 何も知らないで麻雀「ごっこ」をしていた自分が・・・・・。 来期の予選まで半年しかない。それまで自分には何ができるのだろう? わからないが精一杯努力したい。 自分にとって帝王戦は始まったばかりである・・・・・。 |