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| ２００２年１月１４日 療養がてら一日テレビを見て過ごしていると、 全国の成人式の様子が映された。 晴れ着に身を包んだ新成人が楽しそうにしている。 それを見てふと自分たちの時の成人式なぞ思い出した。 あの日は朝から雪の降る寒い日だった。 当時から痩せてるとは言えない体をムリヤリスーツに隠して家を出る。 彼女は着付けの為に、会場のそばにある美容院に。 朝９時、そこまで迎えに行く。 すでに彼女の家族がいて、準備ができるのを待っていた。 僕はそのとき初めて親父様にあったが、 挨拶をするのが精一杯で目を合わせる事すらできなかった。 じっと待つこと１０分。 彼女の登場。 振袖姿の彼女は・・・・・ 僕が言うのもなんだがホントにきれいだった。 見慣れない姿をしていたからというのも大きいが・・・・・ そして親父様の車で会場、サッポロファクトリーへ。 会場にはすでに多くの新成人が。 中には中学時代の懐かしい顔も。 そして僕達を知っている人はみんな驚いていた。 そりゃそうである。 僕達が中学の頃、一緒にいたのはわずかに２ヶ月半。 お互いに相手の事をほとんど知らない内に 離れ離れになったのである。 その二人が手をつないで歩いて来るのだから。 中には「結婚したの？」とまで聞いてくる人も。 成人式の後は、二人で街に繰り出して食事とかして、 なんか無意味にいろんな人に 新成人だっていうことを見せびらかしてたなぁ。 懐かしいなぁ。 あれから二年・・・・・・・・・なんか老けたなぁ。 時間の流れは残酷だ（涙）。 |
