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2002年9月2日 それは、突然にやってきた。 午後6時過ぎ、 前回のトライアルカップ決勝戦の牌譜とにらめっこしながら、 喫茶店でコーヒーを飲んでいる時・・・・・彼女からの電話。
背中に寒気を覚える。 なぜかはわからなかったが、ものすごく嫌な予感がした。 そして、それは悲しい事に的中してしまった・・・・・。
言葉が出てこなかった。 言われるまでまったくそんな事、考えもしていなかった。 数秒間の沈黙。そして、
正解・・・・・。
ガチャッ! 初めて自分から電話を切ってしまった。 もう聞きたくなかった。 彼女の変化に全く気付いてなかった。 彼女が悩んでいたなんて知らなかった。 ・・・・・彼女がいなくなるなんて考えてもいなかった。 街中を一人・・・・・顔を伏せて泣きながら歩いた。 必至に声を押し殺して泣いた。 泣きながら・・・・・別れを実感していった・・・・・。 そうする事でしか事実を受け止める術がなかった・・・・・。 |