「CONTENTS」 に戻る |
「遠距離恋愛のすすめ」 に戻る |
| 2002年9月4日 帰りの夜行電車の中、一人になった僕。 ボーっとしながら携帯電話のメモリをみていた。 昨日までに彼女から送られてきた膨大なメール。 それと同じ数だけの僕の送信メール。 一つ一つ読んで、思い出しながら消していった。 残しておいたら、いつまでも彼女から離れられないから。 電話帳からも、消していく。 グラフィックライブラリの中に、彼女の写真があった。 満面の笑みで写っている彼女。 涙が止まらなかった。 女々しいな・・・・・俺って・・・・・。 そう思いながら・・・・・消した。 一人でまた色々と考える。 本当にこれでよかったのか? もう後悔しているのか? 情けないな。本当に頼りきりだったんだな。 ゴメンな、弱い男で・・・・・でも絶対もっと強くなるから。 あなた無しでも、大丈夫だと言いきれるくらいに・・・・・。 |