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2月16日(後半)の日記を見る

2003年2月16日(前半)

それは、何の前触れも無く、突然やって来た。
僕が落ち着いてきたのを見計らうかのように・・・・・。
午後9時。
祖母の病院から帰宅して一段落。
晩飯の準備をしようとしていると、見た事も無い番号が・・・・・。
ともあれ出てみることに。

♂ 「はい、もしもし。」
♀ 「・・・・・もしもし。」
♂ 「!!!」

元カノであった。

♀ 「・・・・・久しぶり。元気だった?」
♂ 「ん?あ、あぁ・・・・・。」
♀ 「・・・・・怒ってる?」
♂ 「いや・・・・・最近ばぁさんが入院してさ、
   それで忙しくてさ・・・・・。」
♀ 「そっか・・・・・邪魔しちゃった?」
♂ 「いや・・・・・ちょうど落ち着いたところだったから。」
♀ 「そっか・・・・・。」
♂ 「・・・・・。」
♀ 「・・・・・。」
♂ 「・・・・・何?なんかあったか?」
♀ 「うん・・・・・。」
♂ 「どうしたのさ?」
♀ 「最近ね、不安なの。●△◇凸(僕の本名)は
   私とほとんど大ゲンカしなかったでしょ?
   いつも一歩引いてくれて。」
♂ 「そうかぁ?」
♀ 「うん。今はね、違うの。
   毎日何かしらで言い合いになってケンカして・・・・・。」
♂ 「・・・・・んで?」
♀ 「私ね、このままでいいのかな?って・・・・・。」
♂ 「何が?今の彼との付き合いが?」
♀ 「うん。そして私って●△◇凸(僕の本名)に
   すごい無理させてたんだなぁ・・・・・って。
   普通なら毎日ケンカしてるんだよ。
   なのに、文句一つ言わないで、
   私の言うとおりにしてくれて・・・・・。」
♂ 「それは、俺がそうしたいと思ってからそうしてただけだよ。
   別に無理も我慢もして無かったよ。
   てゆーかケンカくらいでさ、俺に電話しないほうがいいよ。
   いちおう元カレなんだしさ、彼氏に知られたらまずいしょ?」
♀ 「うん・・・・・でも自信無いよ。」
♂ 「・・・・・その程度の気持ちで俺と別れたの?」
♀ 「・・・・・。」
♂ 「あんだけ俺が怒って、泣いて、言いあって、
   それで気持ちが俺に無いって分かって・・・・・。
   ようやく踏ん切りつけたのに、ケンカして、
   うまくいかないから自信なくして俺に電話して・・・・・。
   いったいどうしたいの?」
♀ 「わからない・・・・・わからないよ・・・・。」
♂ 「・・・・・カレの事、好きなんでしょ?」
♀ 「・・・・・うん。」
♂ 「一緒にいたいんでしょ?」
♀ 「・・・・・うん。」
♂ 「ならさ、困ったり、自信無くしたら、
   俺にじゃなくてまずカレに言いなよ。
   そして思ってる事を全部言って、すっきりしなよ。
   言う相手を間違えてるよ。」
♀ 「・・・・・ありがとう。」
♂ 「・・・・・うん。まぁ・・・・・困ってるのはほっとけないしさ。」
♀ 「実はね・・・・・。」
♂ 「ん?」
続く・・・・・。

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