《A子の裏旅打ち日記》

この度は、私のかねてからの強い希望により(かなり強引!)、
旅打ちに同行させて頂きましたことを、
S・V氏、なみたくさんのお二人に心から感謝いたします。
以下、私の心のままの日記(感想文)です。


8月14日

AM10:20、徹夜明けでちょっと眠そうななみたくさんと合流し出発!
この日の札幌はこの夏一番かもしれない超快晴です。
まさにドライブ日和♪
この時の私は、こんな感じの完全お気楽、そして観光気分でした。

最初の目的地は”三笠”だそうです。
ここは私も何度か来た事がある”しいたけ飯店”がある道の駅です。
この名前を見るたびに
「しいたけ嫌いの子供が見たら泣き出しそうなネーミング」と思っていました。
せっかく来たのですから・・・・・と、
私も記念すべき初スタンプをGETしました。
この時は、後であれほどまで
スタンプの魅力に取りつかれるなどとは気づかずに・・・・・。

砂川ハイウェイオアシスを経由して、次の目的地”スタープラザ芦別”に到着。
五重塔も見えて、まさに芦別気分(?)を満喫。

次の目的地”滝川”では初ご飯★楽しみです。
私たちが向かったのは滝川の郊外にある
”ファームレストラン&カフェ Mama's Kitchen”です。
非常にわかりにくい場所にあるとのこと、小さい看板だけが頼りです。
目を皿のようにして、なんとか看板を発見!
まわりはのどかな田園で、とてもレストランがあるとは思えない場所なのですが、
ありました!
ログハウス風の建物が。
しかもこんな(失礼!)場所にもかかわらず結構な車の数。
なぜか車のナンバープレートを確認するS・V氏。
どこから来ているのかが重要らしい。
満席のためちょっとだけ外で待つことに。
お店の外(テラス)にもテーブルとイスがあり、
外でも食べられそうな感じなのですが、外で食べている人はゼロ。
???と思っていたら、
後から来た女性グループの『外で食べたい!』との申し出をきっぱり断る店員さん。
外で食べられたらとっても気持ちいいだろうな♪と思いながら、
ダメな理由を聞くのを忘れてしまいました。
(札幌の欅だって外で食べてるんですよ!)
地元の郵便局員たちと交替で席に案内された。
私は”チキン野菜カレー”をオーダー。
ここのカレーは自家栽培の野菜そしてお米を使用しているのが特徴のようです。
で、お味はといいますと・・・・・。
かなりイケてるんじゃないでしょうか?
S・V氏も絶賛していましたが、
中に入っている野菜が非日常的なおいしさなのです。
特に茄子!!
色もとってもきれいで、立派ななすびっていう感じでした。
なみたくさんのオーダーしたルーカレーもかなり美味しそう。
私が感動したのは、ルーカレーの盛り付け方。
あれほどきれいな盛り付けは札幌でもあまり見たことがないです。
ジャガイモも一度素揚げされていて美味しい。
メニューには”フォカッチャサンド”もあり、少しだけそそられちゃいました。
私のカレー、堂々の★★★★でした。

予想を上回る美味しいカレーをいただき、次の目的地に向け出発です。
道に迷ったためか(?)心なしか滝川滞在時間がムダに長かったような・・・・・?!
そして、私はこの辺でショックな事実に直面することになります。
満腹感と陽気に誘われ後部座席でウトウトしかけていた私に
S・V氏が『寝るなよな〜〜!』。
命令口調ではないものの、初体験の私には妙な威圧感を感じさせます。
なみたくさんはともかく(?)ただの同行者の私もお昼寝しちゃダメなの〜??
車内の空気を読むと、どうやらダメみたいです・・・・・。

次の”田園の里 うりゅう”道の駅は既にお二人は来た事があるみたい。
トイレ休憩のためだけに立ち寄るはずだったのですが・・・・・。
売店でS・V氏的に心をひかれる
プニュプニュした恐竜のおもちゃ(?)みたいなものを発見。
何度も指で感触を味わいご満悦なご様子。
このままではお買い上げという感じだったので、
私は生意気ながらも忠告いたしました。
『どこにでも売っているのモノでは?』と。
しかし、その声もS・V氏には届かず、レジに直行。
そして次の日・・・・・だから言ったじゃないですか〜!

次の目的地は”北竜”
そう、あのひまわりで有名な北竜町です。
ここは前から行ってみたい場所の1つだったので、
出発前からすっごい楽しみだったんです。
道の駅に行く前に”ひまわりの里”へ。
幸運にも(偶然ですが)ひまわり祭りなるイベント開催中のようです。
そのせいもあってか、たくさんの人で賑わっています。
駐車場もほぼ満車です。
なだらかな丘には、もうこれでもかっていうくらいひまわりだらけ!!
右を見ても左を見ても前も後ろもひまわり。
世界中のひまわりがありそう。
ここで私たちは無料貸し出し自転車をお借りして、自転車で敷地内を移動する事に。
私、自転車に乗るのは10年ぶりくらいです
(あとで聞くとS・V氏は15年ぶりくらいだったらしいです)。
内心「大丈夫かなぁ?」と思いましたが、
ある人が『自転車は一度乗れるようになるとずっと乗れるんだ』と
言っていたのを思い出してがんばりました。
その話は本当でした〜(少しホッとしました)。
何と、ひまわりの里にはダチョウがいるんです。
動物好きの私は、これを見過ごすわけにはいきません。
ダチョウのえさも売っていましたが、えさで釣るのはダチョウに失礼(?)と思い、
あえて購入しません(ケチったわけではありません)。
ダチョウに御対面。お・・・・・大きいです。
そしてちょっぴり怖い。
何かの清涼飲料水のCMでダチョウに人間が乗って走るのがありましたよね?
あれってCGの合成なんですか?
だってダチョウって走りそうもないし、人間を乗せてくれなさそう・・・・・。
誰か知っていたら教えてください。
ここでは子鴨も飼われていて、
S・V氏は鴨となみたくさんの2ショット(?)をパチリ。
鴨と麻雀は切っても切れないんだ、と力説していました。
ここで充実した時間を過ごした後、
本来の目的に戻って”サンフラワー北竜”でスタンプをゲット。

そして次はまだ出来たばかりの”ライスランド深川”に直行してスタンプをゲット!!

今日の道の駅ラリーはこれで終わりです。
いざ、今晩の宿泊先、
そしてお二人にとっては戦いの場である旭川に向けて出発です。
旭川に向かう道は森の中(山の中)にあり、
今日のノルマを終えた達成感からか
睡魔が襲ってきたのは私だけではないはずです。
しかし助手席に座るなみたくさんを見ていると睡魔もぶっ飛びます。
S・V氏が『ガム!』と言えばガムを、『たばこ!』と言えばたばこを、
まるで長年連れ添った夫婦・・・・・
じゃないなら手術(オペ)中のドクターとナースなんです。
メスと言えばメスが、汗といえば額の汗をそっと拭いてくれる・・・・・。
何とかいがいしい・・・・・。
なみたくさん、あなたは感動的なほど素晴らしい方です。

まもなく旭川到着しそうという地点ぐらいからものすごい豪雨です。
今までの晴天が嘘の様にバケツをひっくり返した様な降り方で
ワイパーもフル回転。
ワイパーさんも忙しそう。
お盆の帰省ラッシュで結構な渋滞の中、無事旭川市内に突入成功。
この後の予定では旭川競馬場に行く予定だったのですが、
あまりの雨のため中止が決定。
というか本当は競馬が一番の目的だったらしいのですが、
それはだいぶ後から知りました。
それでなみたくさんはがっかりしてたんですね?

そして私的には待ちに待った旭川ラーメンの時間!!
旭川出身の某スタッフのおすすめ店らしい
”○光軒”を偶然にも車内から発見しました〜。
But、なんと本日は売り切れ(スープ切れ)とのこと。
この時、まだ19時前でしたよ。
支店が何店かあるということなので、そのお店から一番近い豊岡店に直行!
店構えはよくあるラーメン屋さん。
店内に入ると雨のせいかお客さんは2組。
しかも、常連さんというか近所のおばさま風(もう一組もおばさまたち)。
ラーメンを食べ終わってもテレビを見ています。
その様はまさに喫茶店状態。
さっきのお店では早くも売り切れと言っていたからには人気店ではないのっっ?!
私はちょっぴり不安になりました。

私は醤油。
S・V氏は塩。
なみたくさんは味噌。
お味はと言いますと突然の採点もなんなのですが、★です。
見た目はチャーシュー、ネギだけであっさり系。
チャーシューは大きいです。
スープもなみなみと入っている。
実を言うと第一のマイナスポイントがこの多すぎるスープ。
個人的にはスープ少なめが好きです。
あと麺が非常に軟らかい!!
思わずマ○ちゃんの袋に入ったインスタントラーメンを思い出しました
(ごめんなさいっ)。
でも旭川ラーメンにありがちな、魚で取っただしの香りがなく、
醤油ラーメンは食べやすかったです。
ラーメン屋の店主にホテルまでの道を聞き、ごちそうさま。
ホテルに向かう途中、
S・V氏となみたくさんが今夜行くマージャン荘のルールなんかを話していた(と思う)。
「なみたくさんとS・V氏はこれからが本番だもんなぁ」
なんて他人事のように思っていたら、
S・V氏は私にも一緒に行って打てと言うじゃないですか!
聞いてないですって。
無茶ですって。
だってやったことがないルールなんですよね?
その大人っぽいレートも私初めてなのですからっ!!
この後は、(お二人には悪いけど)お風呂に入って、
ゆっくり旅の疲れを癒して、
明日に備えてゆっくり寝ようって思っていたんですからっ!!
しかし、あえなく却下。
S・V氏曰く、この旅の最大のテーマは麻雀であり
(えっ〜?道の駅じゃないんですか?)、
それに参加しないとは一体何のためにキミはついて来たんだって事に
なるらしいのです。
妙に説得力があり、返す言葉もないままホテルにチェックイン。
30分後にはロビーで集合らしいです。
でも久しぶりの麻雀にちょっとだけわくわくもしている自分がいます。

ちなみにホテルはワシントンホテル。
旭川駅の真向かいで、西武百貨店やファッションビルに囲まれている
素晴らしい立地条件です。


麻雀

PM21:00前に今日の最終目的地、そして3人(!)の戦いの舞台に到着。
このお店は全国にチェーン展開されているらしいのですが、
私は足を踏み入れたのは今日が始めて。
従業員の熱烈歓迎風のご挨拶にちょっとびっくりしつつ、ルール説明を受けます。
その間すでになみたくさんは卓に案内されました。
待っていた私もその後、なみたくさんと同じ卓に。
少し安心。
知っている人が中に1人でもいるとホッとします。
他の二人の人はわりと若い男性でマナーも◎。
とってもいい雰囲気の麻雀♪楽しい♪
私がちょっぴり安心したのもつかの間、一人が帰ってしまい、
代わりに待っていたおじさまが座りました。
超常連風のおじさま。
ここから私、そしてなみたくさんの悲劇が始ったといっても過言ではないはずです。
とにかくこのおじさま、ず〜〜〜〜〜っと一人でしゃべり続けています。
さらに、あがり続けています・・・・・。
もう手が付けられませんっていう感じです。
私は心の中で叫びました、『なみたくさん、なんとかして〜。』
私の心の声も届かず、
おじさまのイッセー尾形っぷり(一人芝居)は果てしなく続き、
もう一人の若者も帰ってしまうことに!!
トホホ・・・・・。
若者の後から座った方はまたもやおじさまで、イッセー尾形氏のお友達らしく、
今度は二人でず〜〜っと喋っています。
でも二人ともなんだか楽しそうです。
なにかあった時のために資金はそこそこあるものの
(でもまさか私も麻雀をするとは思っていなかった)、
堅い私は、『今日は4着にならない。』と心に誓っていたので
(って思っても普通うまくいかない)
他の人からリーチされるとひたすらおりるというへたれな麻雀でした。
なみたくさんも、私にはとっても気を使っていたようで、
とっても打ちにくかったようで、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
なんと宣言通り(?)、ビリは一回もならず(えらいでしょ?ね)、
トップ1回の大健闘で麻雀が終了。
楽しかったです。
3人は歩いてホテルに帰ります。
この辺りは札幌で言う大通近辺になると思うのですが、誰一人歩いていません。
車やタクシーの数もかなり少なくてびっくりです。
ホテルに着くと、なぜかフロントにカードキーを預けていたなみたくさん。
多分仮眠中であろうフロントの方は叩き起こされるハメに・・・・・。
以前、この旅打ち日記の中で、夜中に到着した道の駅で、
スタンプ欲しさに無理やりホテルの人を起こしてしまい、
申し訳ない気持ちでいっぱいです、と書いていましたが・・・・・。
なみたくさん、
この方には申し訳ない気持ちにはならないのですか?と
私は問いたい(笑)。


8月15日

疲れ過ぎたせいか、ベッドに入っても全く眠れず、睡眠時間は2時間ほど。
A.M.9:15、ロビー集合予定。
私は眠くてふらふら。
酔拳みたいな状態です。
直後になみたくさんもロビーに現れ、S・V氏待ちの状態。
大物が遅れるのは世の常ですが、危険を感じ、
携帯に電話をしてみると、まさかの留守電!!
うそっ?!
1人だけ気持ちよく寝ているのでは?と怒りがこみ上げてきそうになったその瞬間、
S・V氏から着信が。
何本か電話をしなきゃならないので、昨日の雀荘で待っていて・・・・・との指示。
しかしS・V氏はなみたくさんには
『男の1回勝負!昨日のリベンジを敢行せよ!!』と伝えたらしい。
そして数時間前までいたお店に、
なみたくさん&私は照れくさそうに入っていきました・・・・・。
私は待合席で眠気覚ましのコーヒーをいただきます。

なみたくさんが1回だけ麻雀して、打ち終ると同時にS・V氏到着。
ちなみになみたくさんはショースーシーのヤクマンをつもられ、
3着で終了しています・・・・・。
雀荘の方に、目的地のカレー屋さんの場所を聞いたりして、10:30過ぎに出発!!
とってもお世話になりました。

カレー屋さんは大町というところにある”インド”というお店です。
11:00開店のようですが、5分くらい前に到着してしまい、
その時間を使ってS・V氏の車のCDチェンジャーに入れているCDを総入れ替え。
2階建ての立派な建物で、駐車場もたくさんあってびっくりです。
「準備中」の札がクルッと「OPEN」に代わった瞬間に入店です。
開店と同時にお店に入ったのは、
パチンコ屋さんとデパートのバーゲン以来のことです。
もちろんお客様は私たちオンリー。
私はひき肉とほうれん草をベースにした”ガンジー”をオーダー。
正直、寝不足のうえ朝イチにカレー・・・・・
実にヘビーだなぁなんてと思っていました。
しか〜〜しっ、マジまいう〜でした♪
ほうれん草入りカレーにありがちな緑色感はまったくなく、
スパイシーで、辛さも絶妙です。
スープカレーブームの札幌でも、
ぜひ見習ってこのようなカレーを出していただきたいものです。
器もかわいいです
(札幌に戻ってから、本で調べたところ特注で焼いてもらっているそうです)。
睡眠不足の私にも食欲をそそらせた”インド”は★★★★★です!!
今度は体調万全の時に行きたいです。
ナンもモチモチして美味でした。
ちなみになみたくさんのオーダーしたルーカレー、
辛さ1番はカレーの王子様でした〜。
この店のBGMはなぜか井上陽水。
カレー食べながら、傘がない??
お会計のときにチラッと店主と思われる方のお顔を拝見。
陽水ファンらしかった。
インド、この地で18年続いている老舗カレー店のようです。
12:00前だというのに続々とお客様が来店していました。
納得。

美味しいカレーを頂き次の目的地、幌加内に向けて出発!
眠気から復活し、幌加内名物のお蕎麦が非常に楽しみになっています。
しかし、この時我々は重要なことを忘れていたのでした、給油です。
車も空腹の限界、しかも前日女房役のなみたくさんはS・V氏から
(給油する事を)忘れないように釘を刺されていたのに・・・・・。
しかし、この出来事(給油し忘れ)が私たちの運命を変えることに・・・・・。
給油の事なんか気にもせず、音楽談義に花を咲かせながら幌加内へ到着。
旭川より北に行くと、平日に開いているガソリンスタンドはほとんどないと
友人から脅かされていたS・V氏はこの時急に気づき少しあせり気味。
しかし、当然幌加内にもスタンドの1つや2つはありましたよ!
しかもちゃんと営業しています。
中にはおばさま2人となぜか犬が1匹。
経営者と思われるおばさまが吸っていたタバコをもみ消して
すっ飛んで来てくれました。
給油をする人にはとても見えない普段着のおばさま、自ら給油してくれています。
このおばさまに目的のお店であるお蕎麦の名店
”ほろほろ亭”についてお尋ねしてみたところ、
我々はすでに通り過ぎてしまっているとのこと。
このおばさんからいろいろと情報収集をしているS・V氏。
そう、この旅の基本(らしい)です。
車に乗り込むや否や『俺は地元の人の言葉を信じることにした。』と一言。
聞くところによるとこのおばさま、”ほろほろ亭”より、
この先にある”霧立亭”というお蕎麦屋さんを熱烈推薦したらしい。
それを聞いた私は
『おばさまのご両親とか旦那さまとかがやってるんじゃないんですか〜?』
とちょっぴり疑心暗鬼に・・・・・。
そんな私にS・V氏は『そういう考え方はよくないな!』とキッパリ。
ごめんなさい・・・・・。
まず幌加内の道の駅”森と湖の里ほろかない”で2日目初のスタンプをゲット!!
ここで私は自分の心境の変化に気づきます。
ただ単純に美味しいラーメン、カレーそして旅気分のドライブに釣られ、
半ば無理やりこの旅に付いてきた私ですが、
スタンプ集めの快感に目覚めてしまいました。
車を降りると誰よりも先にスタンプを押すためにダッシュしている自分がいます(笑)。
そして「全部集める!」気分の自分にびっくり。
これは皆がはまるのもわかります。
おばさまおすすめの”霧立亭”に到着。
路上にまで車やバイクが駐車されていて、活気あふれた雰囲気。
店内はよくあるドライブインのようなつくり。
小上がりも3席ほど有ります。
私がオーダーしたのは夏季限定の言葉につられ”冷やし納豆そば”。
この時、さきほどのカレーから1時間くらいしか経っていませんが、
お蕎麦は大好物なので非常に楽しみです。
数分後、私の目の前にはしばらくお目にかかっていない力強い田舎蕎麦が!
蕎麦通の人は、《そばは更科》なんて謳ってますが、
私はこういったふっと〜い田舎そばが大・大好きなのです。
以前、札幌にあった田舎そばの名店が閉店してしまいとても残念だったのですが、
まるでそのそばを彷彿とさせるおそばが目の前にありました。
早速ですが、★★★です。
田舎そばって暖かいほうが相性がよいのではと思いました。
麺はコシが強く歯ごたえ十分で噛めば噛むほど口の中に味が広がる感じです。
しかし、納豆そばの生卵は○として、サラダ菜とかまぼこはいりませんでした。
大自然が恵んでくれた美味しいおそばはシンプルで良いと思います。

次はこの日第2の目的地”美深”へ。
スタンプをダッシュでゲットして。
満腹感いっぱいで眠くなりそうな私に、
何やら美味しそうなコーヒーの香りが・・・・・。
道の駅のイベントのようなことが行われており、
露店のコーヒーに吸い寄せられる私。
どうやら落としたてのよう。
その言葉を聞いた私は迷わず3人分のアイスコーヒーをオーダー。
コーヒー好きの私ですが、昨日からカフェイン切れ。
もう少しで禁断症状が出てしまうところでしたが、
このコーヒーを飲んで生き返りました。
後に、このコーヒーを売っていたご夫婦が
ハートランドスタッフさんのご親戚であることが発覚したらしい。
本業は美深のメガネ屋さんだそうです。
世間って狭いですよね。
悪い事はできませんね。

次の目的地は”おといねっぷ”。
だんだん稚内が近くなっています。
そして道北の寒さを身をもって実感!!
旭川を出発したときは暑いとさえ思っていたのに、この辺りは本当に寒いです。
音威子府、そして”中川”と順調にスタンプを(ダッシュで)ゲット。

次の目的地”ピンネシリ”ちなみに漢字では嘘ではなく、
敏音知と書くそうです。
この道の駅、非常にきれいです。
ログハウス風の建物なのですが、お手洗いなんかもとても清潔な上、無臭です。
S・V氏も『消臭度はNo.1」とおっしゃっていました。
ただ場所のせいか訪れる人の数が少なそうなのは残念。
感動を残しつつ次の目的地”てしお”へ。

いままで『稚内まで○○○`』だった標識の○○○が2ケタになりつつあります。
日本海よこんにちわ。
天塩はシジミが名産品らしく、
道の駅でも”限定○個シジミ弁当”等が販売されており、
シジミ好きの私はとてもそそられました。
この”てしお”も出来たばかりということもあり、
とってもきれいで印象に残った道の駅のひとつです。
次の目的地”富士見”でもスタンプをゲット。
そして、次の羽幌までが恐怖の始まりでした。
だんだん暗くなってきて、道は単調なうえ右に日本海、
左は山みたいな風景が延々と続きます。
S・V氏も体力の限界の御様子。
カーナビの画面も道が一本映し出されているシンプルな映像です。
私もさすがに眠くなります。
しかしこの辺りで2度ほど「・・・危ないっっっ!」という
場面に遭遇してしまった私は考え直しました。
私の眠気が悪性腫瘍だとしたら、
S・V氏&なみたくさんの眠気はもう末期がんに違いありません。
「私が眠くなってどうする!」と気合いを入れ直し、
2人の末期がん患者を見守ることにしました。
とにかく3人で心中する理由も見当たらないし、
そうなったらあまりにも悲しすぎる結末です。
ここからの私は怖いくらいにS・V氏チェックに走ります。
沈黙は車内では最大の敵です。
もう私はS・V氏から目が離せなくなってきました。

暗く長い道のりの中やっと”ほっと はぼろ”に到着。
この駅はホテルと一体化していてとってもきれいです。
ホテルといっても1Fに公衆浴場(温泉)があり、
日帰り入浴も出来て地元の人の憩いの場という感じもします。
だからといって高級感もそれなりにあり、
フロントなんかはまるで普通のホテルのようです。
心から泊まってみたいと思った場所です。
そして、ここの裏手のスペースで盆踊り大会が催されており、
何か懐かしさがこみ上げて来ます。
私がふと『これをバックに写真を・・・・・』みたいな提案をすると
『うん、いいね〜、もちろん踊ってくれるんだるぅぉ?』と
不気味な笑みを浮かべるS・V氏。
『水着までです』と言っているモデルさんに、
ヘアヌードを要求するカメラマンにしか見えません(笑)。
数分後・・・・・なみたくさんがヌードになっていました(笑)。
なみたくさんあなたは潔いです。
なみたくさんがヌードに(踊っている)なっている間、
私は我慢しきれなくなり屋台でビールを注文。
この旅はヘビーなためアルコールを摂取する時間がほとんどありません。
久々のビールは美味しかった!!
★★★★★です
(採点ポイントではありませんが・・・・・)。
眠くなると知りつつもこの臨場感!
我慢できません!
なみたくさんはラムネとフランクフルト(150円)をチョイス。
このフランクフルトがまためちゃうまなんです!!
★★★★です。
非常にジューシーで歯ごたえがあり、しかも少しだけスパイシー、
150円ってうそでしょ?ってくらい美味でした。
後ろ髪を引かれつつも盆踊り会場を後に・・・・・
(なみたくさん、お疲れさまでした・・・・・)。
ちなみに羽幌は街は小さいながらも活気に溢れた街です。
結構大きなパチンコ屋さんが2軒もあり、街のネオンもきらびやか!
きっとお金持ちな街なのね〜。
絶対今度泊まりに来るからね〜”ほっと はぼろ”

残すところ最後の道の駅”おびら鰊番屋”を目指します。
道は暗くて本当に怖いです。
1人で運転なんか絶対できません。
到着です。
最後のスタンプゲットです。
無数の虫が電気に寄ってきます、あっち行ってよ。
道路の向こう側は日本海に面したキャンプ場になっているらしく、
ときどき花火が上がっているのが見えます。
さっきの盆踊りといい、なんだか昔ながらの夏休みを思い出して
ノスタルジックな気分になりました。
盆踊りも花火も人並みに楽しんだ自分が、
現在道の駅を巡るとは全く想像もしていませんでした。
♪人生とは不思議のものですね♪(by美空ひばり)。
左側にある数少ない民家では
BBQ(バーベキュー)が行われたりしてほのぼのムードです。
世はお盆ですから!!
しかしこの小平、怖いくらいに人がいない上、トイレはどこも紙がない状態。
向かいがキャンプ場のため、
みんなトイレといえばここをきっと利用するのでしょう。
”おびら鰊番屋”で今回の道の駅チェックはすべて終了。
実はこの後、留萌の名店でラーメンを食べる予定でしたが、
そのお店が閉まっていたため(でもまだ20:00くらいでしたが)
札幌にまっすぐ向かったという裏話も最後に付け加えておきましょうね。

S・V氏、なみたくさん、本当にお疲れさまでした。
最初は軽い気分で参加させていただいたこの旅ですが、
2日間でスタンプを13個も集めることになり
(砂川ハイウェイオアシスの旅の駅スタンプも含めると14個)、
私の完全制覇心に火が灯りました。
S・V氏となみたくさんのスタンプ完全制覇とともに、
この企画は終わってしまうのでしょうが、
その過程でわずかでも参加できたことを心から嬉しく思います。
今まで読んだ文面(日記)から伝わるもの以上に実際はハードで大変な旅でしたが、
何にも変えることの出来ない思い出を得ることが出来ました。
ありがとうございました。
そして、これからもお気をつけて。

P.S  またのお誘い心からお待ちしております。本音です(笑)。



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